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吉川 栄和*; 高橋 信*; 長松 隆*; 武岡 智*; 久語 輝彦; 土橋 敬一郎
PHYSOR 96: Int. Conf. on the Physics of Reactors, 1, p.B92 - B101, 1996/00
原子炉の概念設計では、様々な技術分野の専門家グループによる協同作業が必要である。それには、各技術者グループの設計活動を効率的に支援する計算機システムを構築する必要がある。本システム(VINDS)は、3次元グラフィックス、数値計算処理、人工知能技術等の最新の情報処理技術を利用するとともに、仮想現実技術をもとにしたヒューマンインターフェースをもつシステムに、設計に関する諸タスクを統合することを目指したものであり、宇宙用原子炉の概念設計を対象に構築したのである。VINDSシステムで提案された方策は、各工学解析計算の実行するための協同作業環境の構築に貢献するものである。本研究は、京大との協力研究による成果である。
奥野 浩; 内藤 俶孝; 金子 俊幸*
JAERI-Tech 95-025, 21 Pages, 1995/03
燃料溶液の入った容器に細い配管(枝管)が付いたときの反応度上昇割合を評価する簡易評価式を提案し、数値計算により妥当性を検討した。評価式は中性子収支を表す方程式に基づいたもので、既に複数ユニット燃料体系の臨界安全解析コードMUTUALに応用されているものに、さらに枝管側の中性子発生代表点が中心からずれることを取り入れた。2次元及び3次元燃料体系モデルを対象として、多群モンテカルロ法計算コードKENO-IVを用いた詳細計算と比較することにより、今回提案した簡易評価式の妥当性を確認した。円筒状の容器の側面に枝管が垂直に接続している体系において、中性子増倍率の非常に小さな増加(たとえば0.3%k/k)に対応する無視できる配管の太さ及び本数と容器の直径との関係を示した。
M.Z.Hasan*; 功刀 資彰; 関 昌弘; 横川 三津夫; 伊勢 英夫*; 蕪木 英雄; ARIESチーム
Fusion Technology, 19, p.908 - 912, 1991/05
ARIESトカマク型核融合炉研究プログラムは、米国内大学・研究機関が参加したトカマク型核融合動力炉プラント開発を目指している。ARIES計画では3つの概念が提案されているが、ARIES-Iはこのうちの最初のもので、DT燃焼で第1次プラズマMHD安定性領域内で正味1000MWeの運転を行うものである。不純物制御と第1壁の防御は高リサイクルポロイダル方向ダイバータで行う。ターゲット板は中性子による放射化を低減化するために処理された2mm厚さのタングステンコーティングされたSiC冷却材流路で構成されている。タングステン被膜の目的はスパッタリングエロージョンとプラズマディスラプションに対する防護である。断熱計算、1次元非定常計算を通じて蒸発層やエロージョン層の厚さを求め、必要な被膜厚さを設計側へ提供した。さらにより現実的な解析を行うため、2次元非定常溶融・蒸発挙動の数値シミュレーションを実施した。
井川 博雅; 功刀 資彰; 神永 雅紀; 数土 幸夫
JAERI-M 86-093, 66 Pages, 1986/07
本報告書は、3次元熱流体解析コードSTREAMを用いて行なったJRR-3改造炉一次冷却系に設置されるN減衰タンク内の定常状態における流動特性解析についてまとめたものである。Nを効果的に減衰させる為に、タンク内の流体のながれを可能な限り均一にして、かつ、滞留時間を長くする必要が有る。その結果、JRR-3改造炉の遮蔽上の観点から充分満足できる滞留時間を確保できる容器の構造、流路断面積等を決定する事ができた。
笹本 宣雄; 竹内 清*
Nuclear Science and Engineering, 71(3), p.330 - 342, 1979/00
被引用回数:6直接積分法によるディスクリート・オーディネイト輸送コードPALLASに対して、線源分布の関数近似を線形関数から線形関数と指数関数の組合わせへと変えることにより数値計算精度の改善を行った。修正PALLASコードの計算結果を、従来のPALLASの計算結果およびSコードANISNの計算結果と比較した結果、本計算手法は空間メッシュサイズや線源条件に関係なく他の計算手法よりも大幅に数値計算誤差を減らせることがわかった。
村尾 良夫; 南雲 宏一*
JAERI-M 7382, 59 Pages, 1977/12
PWR-FLECHT実験データならびにFLECHT熱伝達相関式を用い再冠水解析コードREFLA-1Dの検証を行った。冠水速度25~2.5cm/sec、系圧力4kg/cmの再冠水現象については実験結果と計算結果との一致は良好であった。中央部のクエンチ時刻は、上記の条件では20%の誤差範囲内であった。低圧力、低サブクール度の実験結果と計算結果との一致は悪かった。低い位置でのクエンチ速度に関する一致も悪かった。今後改良すべき点としては、(1)クエンチフロントが低い時期の液温の計算、(2)遷移流領域のモデルの改良の2項目が見い出された。
狐崎 晶雄; 前田 彦祐; 下村 安夫
Nuclear Fusion, 14(5), p.747 - 749, 1974/05
被引用回数:3高安定化磁場試験装置(JFT-2a)の平衡計算のために、ADI法を一部として含む3段階反復計算による計算機コードを開発した。JFT-2aのように開いたシェルを取り扱うために第2シェルを創案し、また、磁界分布を精度よく求めるための改良を施した。これらにより、従来困難であった磁気リミター(ダイバータ)を含むプラズマ平衡の計算が可能となった。さらに磁気プロープによる測定結果の計算も可能である。本論文は、計算法の概要と、JFT-2aに応用した計算結果を示し、結果の精度について各種の検討を加え、検討結果によって本方法の有用性を示している。
狐崎 晶雄; 下村 安夫; 前田 彦祐; 吉川 允二
JAERI-M 5612, 38 Pages, 1974/03
高安定化磁場試験装置(JFT-2a)のプラズマ平衡状態と安定性を数値計算によって調べた。計算プログラムは一般的なプラズマに対しても使えるものであり、本装置の設計のために作成したものである。すなわち、与えられた平衡磁場分布関数について諸平衡量と局所不安定性を計算する。計算例として、外部の真空磁場計算が容易に行なえるような形の関数(一様電流分布の平衡解)を用いた。安定性計算の結果と工作の可能性から装置の形状が選択された。選択された装置形状について、プラズマ測定のために必要な磁場分布を計算した。また、真空磁場計算のために作成された計算プログラムとその結果についても述べた。